雨の日に欠かせない雨樋。 色々な素材の雨樋がありますが、その中でも銅製の雨樋は耐久性もあり、年数が経てば経つほどいい感じの色に変わっていきます。
そんな銅製の雨よけでも穴が開いてしまい、雨漏りが…。
「銅は永久だからと思っていたのに」と思いますよね。
年数が経っていい色になっているのに、穴の開いた部分だけ交換したら色が違って変になる。 自分で修理できないだろうか…と思っていませんか? そんなあなたに雨樋の修理についてご紹介をしたいと思います。
参考になれば幸いです。
銅製の雨樋でなぜ穴が開いてしまうのか?
酸性雨のせいだと思われるかもしれませんが、実は瓦の釉薬が銅に悪さをして穴が開くそうです。
瓦と銅はそれぞれ耐久性があるので、昔から寺社建築などで使われてきました。
単独で使う分にはいいのですが、二つが競合すると悪い部分が出てくるようです。
銅製の雨樋の修理は穴の大きさにもよりますが、小さな穴だと銅箔テープで穴を塞ぎその後樋の内側に1枚銅板を入れる方法があります。
あまりに大きな穴だとコーキング剤などで銅板を接着する様な形になりますが、手間がかかるうえに、やはり長くは保たない様です。
これらはどうしても一時的な対応になります。
一時的ではなくある程度の期間は大丈夫という修理にはやはり専門業者へ依頼すのが必要なようです。
コーキングとシーリングの違いとは?
どちらも英語ですが、直訳すると、
コーキング(Caulking)= 詰め物をする
シーリング(Sealing)= 密閉する、蓋をする
といった意味になり微妙にニュアンスの違いはありますが、日本語の使用例ではどちらもおなじで厳密な区分はありません。
ただ、一般的にコーキングは建築現場で使用される目地剤を充填する作業を指すことがほとんどであまり他の分野では使われません。 一方のシーリングは建築現場に限らず建築以外の分野でも広く使われています。
コーキング・シーリング材を使用する主な目的は3点あります。
1.緩衝 外壁の目地材としてシーリング材が使用されます。 地震などの建物揺れが生じた際、目地が地震の動きに追随し外壁への負荷を軽減してくれます。
2.接着 固体と個体を接合させる接着剤としてもつかえます。 屋根に板金を取り付けるときなどに使用します。
3.穴埋め 屋根や外壁の補修、雨漏りの応急処置で使用します。
銅製の雨樋にも塗れる?コーキング剤をご紹介します
応急修理になるかもしれませんが、銅製の雨樋にも使えるコーキング剤はあるのか…。 どういったものが合うのかをご紹介しようと思います。
・瓦用のコーキング剤
瓦用ですと耐熱性もありますし耐水性もあります。 雨樋にも使えるのでおすすめです。
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・サシュコ/レクセル 濡れた箇所でも接着できます。浴槽用として人気があります。
コーキング剤はやはり耐水性を重視しないとダメです。 又、屋根部分になりますので耐熱性も必要になってきます。 太陽の熱で劣化してしまう可能性がありますので、耐性はとても大事になりますね。
やっぱり専門業者がいい?人気の雨樋修理業者は
ご自分で修理・修復されるのも良いのですが、やはり素材が銅ということで、コストや時間的にもかなりの手間がかかります。
高所の作業にもなりますので、危険性もあります。 修理・修復した箇所が長持ちしなければ意味がありません。
ご自分で修理/修復が出来るか不安…と思われるのならやはり専門の業者さんにお願いしてみてはいかがでしょうか? 専門の業者さんですと使う材料にしても業者用なのでホームセンターなどで売っているものは使いません。 その点でも業者さんに依頼されるのが安心出来ると思います。
ではどこの業者さんが人気があるのかご紹介したいと思います。
○街の屋根やさん 屋根専門の業者さんですので雨樋もお任せ出来ます。
○雨漏り修理110番 業界の中では低価格設定の業者さんです。 低価格なのに良質なサービスで人気があります。
○リフォーム業者 お住まいのお近くにあるリフォーム業者さんでも雨樋の修理・交換をしています。 他にもいくつか業者さんがあるようなので、リンクを貼っておきますので、見てみる価値はあると思います。
銅製はコストがかかりますので、見積もりを出してもらってからお願いした方がよいと思います。
まとめ
銅製の雨樋の修理について少しではありますが、ご紹介しました。
ご自分でされる場合は高所での作業ですので十分に気を付けて作業をしてくださいね
銅製の雨樋は長い年数に渡る色合いの変化を楽しむのが目的の素材になるので、こだわりがあるのであれば取り換えではなく早めの修復がおすすめです。
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