三社祭で神輿を担ぐ刺青の人は?令和元年の日程・予約駐車場も

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三社祭とは正式には浅草神社の例大祭で5月の第3金土日三日間に行われ、例年約180万人の人出を数える日本を代表する祭礼の一つです。
江戸っ子が神輿を担ぐという 活気あふれる姿を見ようと国内外から大勢の人が集まります。
神輿を担ぐのは男性ばかりではなく女性の姿も見ることができ、 その姿がこの三社祭の特徴の1つでもあります。
お祭りで担がれる神輿は、祭礼にあたり神幸祭に際して、 ご神体あるいは御霊代がお乗りになる輿の事をいいます。
また神幸とは、ご神体が御旅所に出向くことをいいます。
このとき、氏子達が担いで各地区を練り歩きますが、 こうすることで神様に各地区をご覧頂くのです。
神幸の途中、神輿を上下左右に振り動かしたり、 わざと荒々しく揺さぶります。
こうすることで、神輿にいます神様の「魂振り」を行い、 神様の霊威を高め、豊作や豊漁、 疫病の退散がなると信仰されているのです。
この様子が危険なお祭りと比喩される由来でもあります。

確かに近くで見ていたら迫力もかなりあるでしょうから、 危なそうと思ってしまいますね。

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三社祭の由来と浅草寺との関係

浅草寺の縁起では、推古天皇の御代(西暦628年)に漁師の兄弟が隅田川で漁の最中に仏像を見つけて拾い上げ、それを知人に見せたところ、「観音菩薩」であると見抜き、知人はその後自宅を寺としてその観音像をお祀りしました。
漁師兄弟は檜前浜成(ひのくまはまなり)と武成(たけなり)と言い、知人は土師真中知(はじのあたいなかとも)と伝わっています。
これをきっかけに浅草寺は創立され、その後浅草神社も創建されました。このようなことから浅草神社は浅草寺創立の切っ掛けとなった、この3人を祭神として祀っています。
3人の神様(3社様)なので浅草神社のことを「三社様」と呼ぶようになりました。

三社祭は1312年から三社の縁起に基づき 船祭が始められたことが始まりだといわれています。
江戸時代には大祭前夜、 神輿を浅草寺の観音本堂の外陣に安置し、びんざさら舞も堂前の舞台で行われていました。
このことからも分かる通り、 発祥当時は浅草寺と一体となった祭りで、 「観音祭」または「浅草祭」と呼ばれました。

どうして刺青を入れた人が多いの?そこには意外にも○○な理由!

毎年、三社祭は多くの観光客を集め 盛り上がりを見せている祭なのですが、 『刺青祭』という名で呼ばれることがあります。
これは、三社祭に参加する人の中に 刺青をしている人が多いというところからきています。

昔は職人さんや火消しの人なども刺青を入れていました。刺青を入れることは『粋』とされていて、粋とはあか抜けて、どこか色気を漂わせていることをいいます。
お祭りで刺青を披露する人がいれば、粋な人だということです。
ですがその一方で、 男性が全身に入れた刺青を露わにして神輿を担いだり、 刺青をした肌を見せて参加している女性も多く、 こういった状況を受け入れられないと感じる人も中にはいます。また、三社祭で神輿を担ぐ同好会の過半数が暴力団員であり、 三社祭が暴力団の資金源になっているといったことを マスコミが報じたことも大きく影響しているみたいですね。
三社祭で禁止されていることが守られないという事態が相次ぎ、 数多くの暴力団員が逮捕されたという事実もあるため、 あまり良い印象をもっていない人もいるそうです。

この報道から規制がすすみ、2015年には担ぎ手の「刺青禁止」というルールが設けられました。
その結果、残念なことに名前と実態は離れてしまいました。
ただ、活気は失われていませんので、楽しむ価値は十分です。

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神輿の迫力をその目に!三社祭で必ず見るべきポイントを押さえよう

三社祭の見どころは1日目の大行列と2日目の町内神輿連合渡御(ちょうないみこしれんごうとぎょ)です。
また絶対に見ておきたいのが、 担がれている神輿です。

大行列」は時代衣装を着た人々や芸者、びんざさら舞の衣装を身に着けた踊り手たち行列して、一気にお祭りムードが高まります。

神輿は神社で所持している三基のお神輿以外にも、 氏子衆がそれぞれお神輿を所持してその数は100基あまりと言われています。
そのたくさんの神輿が見られるのが三社祭2日目「町内神輿連合渡御」で、 御輿を担ぐ氏子衆達の荒っぽさが見どころとなります。

令和元年(2019年)の三社祭の日程


※音が出ます。

令和元年(2019年)の三社祭の日程を紹介します。
5月16日(木) 19:00~ 本社神輿神霊入れの儀
5月17日(金) 13:00~ 大行列 (雨天中止)
14:20~ びんざさら舞奉納(社殿)
15:00~ びんざさら舞奉納(神楽殿)
15:30~ 各町神輿神霊入れの儀

5月18日(土) 10:00~ 例大祭式典
12:00~ 町内神輿連合渡御
16:00~ 奉納舞踊(神楽殿)
17:00~ 巫女舞奉奏(神楽殿)

5月19日(日) 6:00~ 宮出し 本社神輿各町渡御 宮入り
宮入り後 本社神輿御霊返しの儀
14:00~ 巫女舞奉奏(神楽殿)
15:00~ 奉納舞踊(神楽殿)
16:00~ 太鼓奉演(境内)
11:00~18:00 雷門通りから馬道通りにてお祭り広場を開催
※交通規制有り

アクセスと交通規制、予約のできる駐車場も

■アクセス
・地下鉄
東京メトロ銀座線浅草駅から徒歩7分
都営地下鉄浅草線浅草駅から徒歩7分

・電車
東武線浅草駅から徒歩7分
つくばエクスプレス浅草駅より徒歩10分

■交通規制
雷門通り・並木通り 9:30~19:00

馬道通り・二天門前通り 11:00~19:00

■駐車場
・周辺の有料駐車場の地図

・パークイン浅草駐車場
住所:東京都台東区浅草2丁目33-7
駐車料金 最大料金 入庫後12時間迄 月-金¥1500、土日祝¥2000 月-金 30分毎¥200 土日祝 30分毎¥250 特別料金あり(年末年始・三社祭・花火大会等)

・リパーク浅草2丁目第4
住所:東京都台東区浅草2丁目35-13
営業時間, 24時間, 収容台数, 8台, 車両制限, 高さ2m、長さ5m、幅1.9m

・浅草柳通り駐車場
住所:東京都台東区浅草3丁目22-6
収容台数  18台
料金 7:00~24:00
月~金 200円/30分
土日祝 250円/30分
24:00~7:00
全日   100円/60分
7:00~24:00の最大料金
月~金 1,900円
土曜   2,500円
営業時間 24時間営業
定休日 年中無休
住所 東京都台東区浅草3-22-6
電話 03-3876-2798
駐車可能車両  全長4900mm以下
全幅1900mm以下
全高2300mm以下

一応、有料駐車場をあげておきましたが、よほど早くいかないと満車の可能性が大です。

おススメは事前の予約ですね!

予約ができる穴場・格安駐車場はこちら
↓↓↓

B-Times

軒先パーキング

まとめ

2018年で最後かと心配されたこともありましたが、今年も無事に開催されます。

混雑しますので、お気をつけて楽しんでください。

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