シャープの「加湿空気清浄機KC-G40-W(ホワイト系)」の売れ行きが好調です。
KC-G40はプラズマクラスターを搭載した加湿空気清浄機のエントリーモデルです。
※モデル名の後「-W」はWhiteホワイトを表しています。
いっぽう、モデルは古いですが同じくシャープ製品のトーカ堂の「加湿空気清浄機KC-30T5」(シャープOEM)もまた相変わらず売れ続けています。
加湿空気清浄機はシャープで決まりのようですが、二つの機種、いったいどちらがおすすめでしょうか?
「加湿空気清浄機KC-30T5」については記事を書いていますので、他に比較レビューをしているサイトも無いため比較検討してみることとします。
シャープの加湿空気清浄機KC-G40の特徴と人気のポイント!
人気のポイントは下記でしょうか、
1.シャープ独自の技術プラズマクラスターが搭載されている。
プラズマクラスターとは
シャープ独自の技術で、+(プラス)と-(マイナス)のプラズマクラスターイオンを作って空気中に放出することで、除菌やウイルスの作用を抑えるなどの効果があります。
※プラズマクラスター搭載モデルの数値は1cm3当たりイオンの数で、数値が多いほど効果が高いということになります。
具体的には
除菌効果・消臭効果・静電気の抑制効果などの効果があります。
2.デザインが洗練されスリムである。
二つの機種を比較してみましょう。
どちらも悪くないですね。ただ、KC-G40はホワイトのみで黒のモデルはありませんので、
黒が好みの人はKC-G40は点が落ちます。
<KC-G40>
<KC-30T5>
3.KC-G40のその他の特徴
◆静電気を除去しながらホコリを集め、スピード循環気流&背面ワイド吸引
◆高性能フィルター「集じん・脱臭一体型フィルター」
◆キレイな水で加湿、Ag+イオンカートリッジ搭載
◆パネルを外さずにお掃除OK、簡単お掃除後ろパネル
◆ハンドル付き給水タンク
◆プラズマクラスター空気清浄機本体で、「PM2.5」への対応
が主なものです。
KC-G40とKC-30T5の除菌機能の比較
除菌機能はプラズマクラスターとフィルターが担っています。
<KC-G40>
<KC-30T5>
除菌効果
・浮遊ウイルスの作用を抑制
・浮遊アレル物質(ダニのふん・死骸)の作用を抑制
・浮遊カビ菌を除菌、浮遊菌の作用を抑制
消臭効果
・タバコの付着臭を分解・除去
・衣類に付着した汗臭を約6時間でスポット消臭
・部屋干し衣類の生乾き臭を約3時間でスポット消臭
静電気の抑制効果
・ハウスダストや花粉がカーテンやソファなどへ付着するのを抑制
など、三つの効果があります。
シャープ加湿空気清浄機KC-30T5の最安値は?
次項に現時点(2018.4.2現在)での最安値を掲載しています。
どちらも楽天での購入が最安値のようです。
KC-G40とKC-30T5の価格やその他仕様の比較
機種 | KC-G40-W | KC-30T5 | |||
---|---|---|---|---|---|
税込価格 | 13,900円 | 14,904円 | |||
カラー | 白 | 白・黒 | |||
プラズマクラスターの種類 | 7000 | 7000 | |||
PM2.5対応 | 〇 | 〇 | |||
フィルター方式 | 高性能フィルター「集じん・脱臭一体型フィルター」 | 静電HEPAフィルター | |||
湿度・温度表示機能 | × | 〇 | |||
空気清浄適用床面積(目安) | ~13畳(21㎡) | ~14畳(23㎡) | |||
清浄時間 | 8畳/20分 | 8畳/19分 | |||
加湿適用床面積(目安) | プレハブ洋室 | ~11畳(18㎡) | ~10畳(16㎡) | ||
木造和室 | ~7畳(11㎡) | ~6畳(10㎡) | |||
運転 | 強 | 風 量(m3/分) | 2.7 | 3.2 | |
消費電力(W)(50/60Hz) | 12 | 26 | |||
1時間当たりの電気代(円) | 約0.32 | 約0.7 | |||
運転音(dB) | 36 | 49 | |||
加湿量(mL/h) | 400 | 370 | |||
中 | 風 量(m3/分) | 2 | 2.1 | ||
消費電力(W)(50/60Hz) | 7.5 | 10 | |||
1時間当たりの電気代(円) | 約0.20 | 約0.27 | |||
運転音(dB) | 32 | 38 | |||
加湿量(mL/h) | 330 | 280 | |||
静音 | 風 量(m3/分) | 1 | 0.9 | ||
消費電力(W)(50/60Hz) | 3.5(3.2) | 3 | |||
1時間当たりの電気代(円) | 約0.09(約0.09) | 約0.08(約0.07) | |||
運転音(dB) | 19 | 21 | |||
加湿量(mL/h) | 200 | 140 | |||
加湿方式・加湿量・給水タンク容量 | 約2.5L | 約1.8L | |||
待機時消費電力(W) | 約0.3 | 約0.3 | |||
外形寸法(㎜) | 幅399×奥行230×高さ613 | 幅380×奥行197×高さ570 | |||
質量(㎏)・電源コード長さ | 約7.5kg / 1.8m | 約6.8kg / 1.8m |
※KC-G40はKC-F40(2015年発売)の後継モデルとして2016年に発売されました。
基本的な仕様に違いはありません。2017年の後継モデルはKC-H40です。
<主要相違点>
KC-G40が勝っている点
・価格が安い
・加湿適用床面積が少し広い
・1時間当たりの電気代が安く、運転音も小さい
KC-30T5が勝っている点
・黒の機種がある
・静電方式に静電HEPAフィルターを採用していて除菌対象も若干広い
・湿度・温度表示機能がある
・空気清浄適用床面積が少し広い
・外形はスリム
KC-G40の口コミや評判は?
楽天でのレビュー総数は173件(2018.4.2現在)で、
総合評価点数は4.46とかなりいいです。
いくつか実際のレビューをピックアップしてみます。
■湿度計が無いのが残念ですが、デザインも良いです。
■花粉対策で購入しました。毎朝目のかゆみを感じていましたが、軽減されました。
しかし、夜間でも運転中はLEDライトがついたままなのが気になりました。
■新機種らしいけど、温度・湿度表示が無くなった。
以前からこのシリーズしか使わないけど、温度・湿度表示が気に入ってたのに、残念だ。
■これとは別にダイキンの加湿空気清浄機も使っていますが、これに比べて給水タンクに把手がついていて、脱着と持ち運びがしやすいです。性能的にもさすがに熟成されている感じがしますが、一点だけ、チャイルドロックが無い点だけはちょっと残念でした。(ダイキンの方には付いている)
■空気清浄と加湿が出来るものを探していたので購入。価格も満足
■色々な空気清浄機を使いましたが 一番 ゴミを吸うし 掃除も簡単で同じ物を購入致しました。
■温度や湿度、pm2.5のランプがなくなってるので、必要最低限の機能が欲しい方にはオススメです。音は静かで気に入ってます。
■花粉症の季節になり1Fに一台購入して、今回2F用に購入しました。今までは空気清浄機と加湿器2台使用していましたが、1台になり場所もとらずとても満足しています。
■シンプルで使いやすく音も気にならないので満足
■使用して見たら 非常に良いのでプレゼント用に購入しました
■【デザイン】色・形、ともに気に入ってます。
【サイズ】最初は大きいと感じましたが、使っているうちにすぐに慣れます。
【静音性】就寝時に気になる人はいると思います。
【除菌・脱臭能力・清浄能力・使いやすさ】最近アレルギー気味の奥さんのために購入しました。使い始めてすぐに、寝苦しさ・のどの痛みが解消されたとのこと。
ただ一つ、就寝時に操作パネルが若干明るいです。それ以外は非常に満足しています。
口コミまとめ
・良い評価としてはコスパでしょうか
・残念な評価としては
湿度の表示が無い
チャイルドロックが無い
ですね。
まとめ
売れている機種には売れるだけの理由があります。
シャープ加湿空気清浄機KC-G40とトーカ堂KC-30T5を比較してみましたが、こちらがおすすめと言う決定的なポイントはありませんでした。
あなたがどの要素を重視するかで選択は決まると思われます。
両機種とも加湿・消臭機能付きで空気清浄機能も優れているので、お手ごろ価格の空気清浄機をお探しならどちらもコスパ的にもおすすめかと思われます♪
コメント