隅田川花火大会の、2016年の正式名称は「第39回隅田川花火大会」です。
歴史的記録の残る日本最古の花火大会です。
隅田川花火大会の沿革と開催日
1732年に発生した大飢饉と疫病(コレラ)の犠牲となった人々の慰霊と悪病退散を祈り、幕府(8代将軍吉宗)は1733年7月9日(旧暦 享保18年5月28日)隅田川で水神祭を行いました。この時に、両国橋周辺の料理屋が公許(許可)により花火を上げたことが由来とされています。
打ち上げは初めは鍵屋が担当したが、1810年に鍵屋の分家の玉屋が創業し、2業者体制となり、双方が腕を競いあっていました。
鍵屋と玉屋は異なる打ち上げ場所から交互に花火を上げたため、観客は双方の花火が上がったところで、よいと感じた業者の名を呼びました。
これが、花火見物でおなじみの「たまやー」「かぎやー」の掛け声の由来と言われています。
例年90万人以上の人が訪れます。
・開催日時
平成28年7月30日(土) 午後7時5分~午後8時30分
※荒天のため実施できないときは翌7月31日(日)に順延し、両日とも実施できないときは中止する。
6/22 追記
今年は7/31が都知事選の投票日のため、順延はしないことが発表されました。
なお、雨天など実施の可否が確定できない天候の場合は当日の午前10時に、荒天などの場合には当日の午前8時に、それぞれ実施の可否を決定する。
打ち上げ場所
第一会場 桜橋下流 ~ 言問橋上流?
第二会場 駒形橋下流 ~ 厩橋上流
上図は必ずしも上が北でなく、二つの会場の位置関係が分かりにくいです。
下記が二つの会場と周囲の略図です。
最寄駅と会場までの時間、打ち上げ玉数など
<第一会場>
東京メトロ銀座線 浅草駅 徒歩10分
東武スカイツリーライン 浅草駅 徒歩10分
<第二会場>
都営地下鉄大江戸線
浅草線 蔵前駅 徒歩5分
東京メトロ銀座線 浅草駅 徒歩8分
JR総武線 浅草橋駅 徒歩12分
・打ち上げ玉数
第一会場 約 9,350発(コンクール玉200発を含む)
第二会場 約10,650発
合計 約20,000発
なお、第一会場で花火コンクールを実施する。
参加業者は両国花火ゆかりの業者7社及び国内の代表的な花火大会において、
優秀な成績をおさめた業者3社の計10社
・想定観客数(第一会場、第二会場合算)
95万人
「かぎやぁ~」「たまやぁ~」の掛け声で江戸の夏を体感しましょう!
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