葉っぱを触ったり、茎を折ったりすると強烈な匂いがするドクダミ。
子供のころ知らずに、可愛い白い花が咲いているので摘んでみたら、あの独特な匂いが手に付いてしまい、なかなか取れなかったという少し苦い思い出があります。
そんなドクダミには、たくさんの効果や作用があると言われています。
なかでも民間療法として注目されているのが、蓄膿症の解消です。
蓄膿症とは、慢性副鼻腔炎とも言われていて、鼻の奥にある副鼻腔っていう空洞に膿が溜まってしまう病気のことです。
このドクダミを使ったやり方はとてもユニークな方法で、なんとドクダミの葉を鼻に突っ込むのですが、これが結構効くらしいのです。
そこで今回は、ドクダミについてやドクダミを使ったことのある蓄膿症の方の体験談など紹介していきます。
ドクダミの驚くべき効能を知れば驚きます!
まずドクダミは5~7月に、4枚の白い花弁に見える部分が開きます。
では花弁はどこかというと、真ん中にある黄色い棒状のところです。
よく見ると小さな花が密集しているのが分かると思います。
半日陰を好むので、垣根の下などの樹の下にあることが多いですよね。
そんなドクダミには以下の効果があると言われています。
・デトックス効果
ニキビや吹き出物対策
毛細血管の強化
動脈硬化の予防
アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー対策
蓄膿症の予防
便秘解消
・血行改善
肩こり解消
冷え性の予防
生理不順や生理痛の解消
・高血圧の予防
・糖尿病の予防
・むくみ解消
・疲労回復
ドクダミを乾燥させたものは『十薬』と呼ばれ、第3類医薬品です。
また漢方の最重要古典の一つで、563種の生薬の効能や使用目標などが掲載されている「名医別録」に収載されています。
またハーブティーのように、葉を乾燥させたドクダミ茶というものもあり、普通に売られていますよ。
ドクダミ茶はノンカフェインなので、子供から妊娠中の女性まで安心して飲ます。
ただし、飲みすぎは高カリウム血症を引き起こす可能性もありますので、注意が必要です。
腎臓機能に障害がある人も注意してください。
蓄膿症で悩む人に聞きました!ドクダミって実際どうなの?
匂いが強烈なあのドクダミを鼻に突っ込むのだから、その行動に対する効果はいかほどなのか、気になりますよね?
ちなみに、やり方がこちらです。
ドクダミ療法のやり方
・ドクダミの葉っぱを摘んでくる。
・汚れを落とすためにしばらく水につけておく。
・水けを切って塩を振る。
・柔らかくなるまでひたすら揉む。
・葉っぱをくるくる丸めて鼻にイン!
・そのまましばらく放置する。
・10分~30分したら葉っぱを取って鼻をかむ。
※ドクダミの匂いで気分が悪くなることもあるようなので、気分が悪くなったら無理をせず取ってくださいね。
ネットでいくつか体験談を見つけたのでそれをまとめてみると、『効果はある』『すっきりする』『鼻水がたくさんでる』『効果はあまり持続しないので、一度だけではなく繰り返した方がいい』ということが多く書かれていました。
ドクダミを鼻に入れた体験談が書かれているサイト
まとめ
ドクダミを使う方法は、「やけどしたところにアロエの汁を塗る」、「風邪をひいたときには卵酒や生姜湯を飲む」などとおなじ民間療法なので、効果には個人差が生じます。
ですが、何をやっても蓄膿症が治らないという方は、一度試してみるのもいいかもしれませんね。
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